透析看護師の業務内容について

透析クリニックの看護師の仕事は、主にシャント穿刺と回収、バイタルや患者の容態チェックである。
シャント穿刺は透析用の針を、シャントと呼ばれる血管に刺す作業である。
血管には2ヶ所刺すが、抜けることがないよう固定するのがポイントになる。
回収は透析が完了した患者の血液を体内に戻し、抜針して止血を確認するまでの業務となる。

血液を戻すための機械操作が含まれ、安全に可動するのをチェックすることも大事だ。
バイタルチェックは医療機関によって異なるが、通常は1時間に1回行う。
バイタルチェック時には患者の容態を目視し、異常がないか確認する必要がある。
患者の病態には個人差があるので、それぞれの特徴を把握しておくことも重要な任務である。
また患者によっては精神的苦痛を感じる場合もあるため、安心して透析を行えるようなコミュニケーションスキルを身につけることも重要だ。

透析中の看護師の業務には、除水速度の調整も含まれる。
シャントに問題があれば医師に報告し、適切に医療処置が提供できるようにする。
通常の業務の流れは来院患者の情報収集と申し送り、そしてシャント穿刺となる。
その後に患者に必要な処置を施し、休憩前の申し送りなどを行う。

透析担当の看護師はサイクルが決まっており、休憩時間も比較的にしっかり取ることが出来る。
透析自体も時間がかかるので、その間にミーティングや翌日の打ち合わせなども済ませることになる。
ミーティング後は受け持ち患者に関するチェックをし、残った作業を終わらせる。
透析が終了したら回収業務を行い、次の患者のための段取りに入ることになる。
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